飲酒死亡事故の現場で実況見分 同型車両で動きを確認
熊本朝日放送
15日に熊本市で起きた飲酒死亡事故を受け、警察は、25日夜、現場で実況見分を行いました。 泉田寛典記者 「警察の実況見分が行われています。同型の車両を使って当時の状況を再現しているということです」 15日、熊本市中央区細工町で県道沿いの歩道を歩いていた熊本市児童相談所の職員、横田千尋さんが軽乗用車にはねられ亡くなりました。 警察は、運転していた中央区島崎に住む松本岳容疑者を酒気帯び運転と過失運転致死の疑いで逮捕・送検しています。 警察は25日午後10時ごろ事故が起きた現場で実況見分を開始。松本容疑者が運転していたものと同じ型の車両を使い、約6時間かけて車の動きなどを調べましたが、松本容疑者は立ち会いませんでした。 捜査関係者によると、松本容疑者は事故の直前300メートルから400メートル離れた路上で、トラックに追突する別の事故を起こしていて、現場から逃走しようとして死亡事故を起こしたと見られています。 警察は、今後、この直前の事故現場も含めて松本容疑者立ち会いのもと改めて実況見分を行い、当時の一連の状況を明らかにするものとみられます。