FA宣言でまさか…他球団オファーなしだった選手6人
桧山進次郎
・投打:右投左打 ・身長/体重:177cm/78kg ・生年月日:1969年7月1日 ・経歴:平安高 - 東洋大 ・ドラフト:1991年ドラフト4位 2002年オフにFA宣言するも獲得オファーがなく、阪神タイガースに残留した桧山進次郎。結果として翌年に初のリーグ優勝を経験し、晩年は“代打の神様“として活躍するなど、阪神一筋でキャリアを終えた。 1991年ドラフト4位で阪神に入団すると、1995年にレギュラーを奪取。1997年には自己最多の23本塁打を放つなど、主軸打者としてチームの暗黒期を支えた。 2002年は打率.293、13本塁打、61打点の好成績を残したが、同じ外野手の金本知憲が加入することもあってFA権を行使。しかし、他球団からのオファーはなく阪神に残留した。 すると、翌2003年は4番打者として打率.278、16本塁打、63打点の活躍でリーグ優勝の原動力に。さらに2005年にも打線を牽引し、リーグ制覇に貢献した。 2006年以降はスタメン出場の機会が限られたが、代打で存在感を発揮。2013年に惜しまれつつ、現役生活に別れを告げた。
塩崎真
・投打:右投右打 ・身長/体重:178cm/72kg ・生年月日:1973年6月29日 ・経歴:熊本工 - 新日鉄広畑 ・ドラフト:1996年ドラフト3位 勝負強い打撃に加え、遊撃を中心に内野の全ポジションをこなす守備力が光った塩崎真。2006年オフにFA権を行使したが、獲得に乗り出す球団は現れなかった。 1996年ドラフト3位でオリックス・ブルーウェーブ(現:バファローズ)に入団。プロ1年目から104試合に出場すると、2000年には遊撃の定位置を掴んだ。 その後は打撃不振に苦しんだシーズンもあったが、2004年は82試合の出場ながら、打率.341をマーク。 2006年には5年ぶりに規定打席に到達し、128試合出場で打率.278、9本塁打、31打点とまずまずの数字を残した。同年オフにFA権を行使したが、獲得オファーがなく、オリックスに残留。 しかし、チームは塩崎の退団を見据えてグレッグ・ラロッカら新戦力を獲得しており、翌2007年は34試合出場と出番が激減。2008年には92試合に出場するなど、ユーティリティープレイヤーとしてチームを支えたが、2010年限りで現役生活に別れを告げた。