高鍋「走姿顕心・全力疾走が浸透」 センバツ21世紀枠推薦プレゼン
第95回記念選抜高校野球大会の出場校を決める選考委員会は27日朝に始まり、21世紀枠候補9校の推薦理由説明会が行われた。児玉正剛・宮崎県高校野球連盟理事長は九州地区候補校の高鍋(宮崎)について、「昭和30、40年代の宮崎県の高校野球をけん引したが、高鍋町は少子高齢化、過疎化が進んでおり、最大1500人いた生徒数が現在は600人。野球部の1年生は8人に減っているが、多くのオールドファンを持ち野球熱が高い」と紹介。「走姿顕心(そうしけんしん)・全力疾走のスローガンが浸透。スピーディーな試合展開とベンチが笑顔であふれる姿は、観戦する方にも大きな感動を与えると確信している」とアピールした。 【プロの世界へ】22センバツを彩った選手たち 21世紀枠3校を含む出場36校は27日午後に発表される。今春のセンバツは3月10日に組み合わせ抽選会があり、同18日に兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕する。【藤田健志】