リアム・ペインの葬儀が行われる ワン・ダイレクションのメンバーが最後のお別れ
10月16日に亡くなったワン・ダイレクション(1D)のリアム・ペイン。現地時間11月20日(水)にロンドンの北西にある街アマーシャムの教会で葬儀が行われた。両親のジョフ・ペインとカレン・ペインを初め、1Dのメンバーや元恋人のシェリルらが参列した。
1Dのメンバーは教会に別々に到着。最初にハリー・スタイルズが姿を見せ、続いてルイ・トムリンソン、ゼイン・マリク、ナイル・ホーランが現れた。
ルイとゼインが言葉を交わす場面が目撃された。またナイルは恋人のアメリア・ウーリーを伴っていた。
1Dがデビューのチャンスを掴んだオーディション番組「Xファクター」の審査員を務め、彼らのプロデューサーでもあったサイモン・コーウェルも婚約者のローレン・シルバーマンとともに列席。
またリアムの元恋人で、彼との間に息子ベアをもうけたシンガーのシェリルや、亡くなったときに交際していたケイト・キャシディも来ていた。
リアムの棺は馬車で教会まで運ばれた。棺には「Son(息子)」とかたどられた花輪が備えられていた。
教会の敷地内にはリアムが大好きだったというボーリングのピンとボールをモチーフにした花輪も置かれていた。
教会で最後のお別れをしたメンバーたちはそれぞれその場を去っていたが、ハリーとナイルが顔を合わせていたことが確認されている。新聞「ニューヨークポスト」が報じている。
リアムは宿泊していたアルゼンチンのホテルの部屋のバルコニーから転落後、亡くなった。今月始めにアルゼンチンの検察局はリアムの薬物検査の結果を発表、体内から「アルコールとコカイン、処方された抗うつ剤の痕跡が検出された」ことを明らかにした。
また死因に「あらゆる種類の自傷行為、第3者による物理的介入の可能性はない」と説明。バルコニーから落ちたときのリアムが「意識が完全ではない状態」か「意識が顕著に低下、もしくは喪失した状態」だったと結論づけ、アルコールや薬物の影響を受けていたことを示唆した。
教会の敷地内には7歳の息子ベアの父であるリアムを偲んで、DADDY(パパ)とかたどった花輪も供えられていた。改めて安らかな眠りを祈りたい。