出川哲朗、ニッポン放送「ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」24時間生放送を完走、児童の言葉に号泣の一幕も、「奥さんのカレーライスが食べたい」
お笑いタレントの出川哲朗(60)がメインパーソナリティーを務めた24時間生放送の特番「目の不自由な方へ音の出る信号機を ニッポン放送『第50回 ラジオ・チャリティ・ミュージックソン』」が25日正午で終了し、長丁場を完走した出川が東京・有楽町のニッポン放送で記者会見した。
会見では開口一番、「眠さよりノドが心配だったけど、ギリギリもって良かった」と安どした半面、「夜中に(企画で)熱湯ふろやったり、場末のスナックのようなカラオケやってスタッフから『チャリティー』とカンペもらって大丈夫かなとも思った」と振り返った。 24時間で食べたものは「イクラのおにぎりとすし4貫、タマゴサンドだけ」と明かした出川は「今したいこと」を聞かれ、「きょう、大好きなカレーライスを奥さんが作ってくれるので、リアルにカレーライスが食べたいです」と熱望した。 生放送のエンディングではウッチャンナンチャンから出川へのサプライズも披露。内村光良(60)と南原清隆(59)が「壮大なドッキリかと思った。哲ちゃん、お疲れさま。天下人!」などとユーモアあふれるメッセージを寄せた。 また、出川が実際に学校を訪れ、〝出川イングリッシュ〟授業などで交流した筑波大学附属視覚特別支援学校の児童たちがスタジオに。女子児童が出川に「学校に来てくれて英語の授業は楽しかった。今1人下校の練習をしていて帰り道2カ所に音の出る信号機があって助かってます。出川さん、これからも頑張ってください。メリー・クリスマス」とお礼を読み上げると、出川は感極まり号泣した。 「学校行ったとき…みんな目が不自由なのに僕を認識してくれて…」と出川の涙は止まらず、「本当、みんな感謝です。音の出る信号機つけるために少し役立ったかな」と児童たちに答えた。 生放送の最後は「サンキュー、イッツ、ロックンロール!」と出川らしく締めくくったが、会見では号泣したことに触れ、「芸人が泣くことを嫌う明石家さんまさんがラジオを聴いていないことを祈ります。気づかれると〝さんま警察〟が動きだす」と一抹の不安を口にした。 募金キャンペーンは2025年1月31日まで続けられる。
中日スポーツ