「クルトワのようだった」 CLライプツィヒ戦でも“9セーブ”記録したルニンがレアルで急成長している
ケパを抑えて頼れる守護神に
13日にチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1stレグでライプツィヒと対戦したレアル・マドリードは、アウェイで何とか1-0と勝利を収めた。 最終的に勝ち切ったのは見事だが、かなり危ないゲームだった。開始早々にオフサイドで相手のゴールが取り消される幸運があり、その後もライプツィヒに何度も攻め込まれた。 シュート数ではレアルが15本、ライプツィヒが14本となっているが、レアルは枠内に飛んだのが3本、一方のライプツィヒは9本も枠を捉えている。得点の気配を感じさせたのはライプツィヒの方だったと言える。 その9本を全て弾き出したのがレアルのGKアンドリー・ルニンだ。ウクライナ代表の守護神でもある25歳のルニンは、今季前半戦は2番手だった。 ゴールを任されていたのは、ティボー・クルトワの長期離脱に合わせてチェルシーよりレンタルで獲得されたケパ・アリサバラガだ。当初はケパがゴールを任されていたが、ケパは11月に負傷離脱した。 そこで出番を得たのがルニンで、以降はルニンが1番手となっている。今回のライプツィヒ戦でも9セーブを記録する活躍で、SNS上でもサポーターから絶賛の声が寄せられている。 「クルトワのようだった」 「MOMはルニンだ」 絶対的守護神だったクルトワの負傷は大きすぎるトラブルだったが、ルニンが絶妙なタイミングで成長してきた。25歳と若いことも魅力で、今季はこのままルニンがゴールを守ることになりそうだ。
構成/ザ・ワールド編集部