20メートルのクロマツ、松山城の堀にドブン 大雨で地盤緩んだか
松山市中心部の城山公園で1日朝、遊歩道のクロマツ1本が堀の中に倒れているのを、管理事務所職員が見つけた。市は、前日から降った雨の影響で地盤が緩んだのが原因とみている。 【写真】雨の影響で倒れたとみられる城山公園のクロマツ=2024年7月1日午後0時42分、松山市堀之内、戸田拓撮影 倒れたマツは、幹回りが約3メートル、高さは約20メートルで、松山城下の城山公園南堀の遊歩道に立っていた。6月30日夕方から1日の明け方までの間に倒れたとみられ、けが人はなかった。 事務所職員によると、倒れた木は6月30日夕方に根が少し浮き上がっていたのが確認され、対処を検討していたという。 松山地方気象台によると、市内では1日午前1時前に1時間32.5ミリの激しい雨が観測されていた。(戸田拓)
朝日新聞社