アジア最高額クラブは? ACLクラブ市場価値ランキング12位。育成上手!? 最高の生え抜きが2名も
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2023/24の決勝トーナメントが幕をあけた。決勝トーナメントに進出した16クラブの中で、最も市場価値が高いクラブはどこなのか。今回はデータサイト『transfermarkt』が算出したACLの市場価値ランキングを紹介する。※市場価値は2月19日時点。
12位:ナサフ・カルシ(ウズベキスタン) 監督:ルズィクル・ベルディエフ 総市場価値:988万ユーロ(約13億8320万円) 最高額選手:シェルゾド・ナスルラエフ、ボブール・アブドゥハキモフ(90万ユーロ/約1億2600万円) 総市場価値988万ユーロ(約13億8320万円)で12位にランクインしたのは、ウズベキスタンのナサフ・カルシだ。AFCチャンピオンズリーグ(ACL)での優勝経験も持つ中東の強豪アル・サッド(カタール)をおさえてグループステージを首位通過している。 最高金額の市場価値を有しているのは、クラブの育成組織出身の2名のウズベキスタン代表選手、シェルゾド・ナスルラエフとボブール・アブドゥハキモフだ。共に90万ユーロ(約1億2600万円)の市場価値と評価されている。 ナスルラエフは攻撃面で高い能力を持つ左サイドバックで、2023シーズンはリーグ戦25試合出場2ゴール5アシストの成績を残している。精度の高いクロスが武器で、ACLグループステージのアル・サッド戦でも左サイドから放ったクロスがアシストとなった。 アブドゥハキモフは今冬に加入したFWで、ベラルーシのエネルゲティク・BGUミンスクに在籍していた2022シーズンに26ゴールをあげてリーグ得点王に輝いている。アル・アイン(UAE)とのACL決勝トーナメント第1戦では早速スタメン出場したが、前半に決定機を逸するなどして無得点に終わった。アウェイで戦う第2戦では得点力を発揮したいところだ。ベスト8進出には生え抜き選手たちの活躍が鍵となる。
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