【京成杯】驚異の3戦パーフェクト連対!確勝級の素質を秘めた極上の1頭
1月14日(日)に行われる京成杯(G3、中山芝2000m)。皐月賞と同じコースで行われることもあり、クラシック出走を目指す素質馬がしのぎを削る3歳限定重賞です。 一見して情報が少なく、予想も難しく思えるこの重賞ですが、実は軸馬選びはびっくりするほどに簡単。まずは下記のデータをご覧ください。 ▼京成杯「前走クラス」別成績 新馬[4-1-3-11]複勝率42.1% 未勝[0-4-2-24]複勝率20.0% 1勝 [3-2-3-30]複勝率21.1% OP [1-1-0- 8]複勝率20.0% 重賞[2-2-2-35]複勝率14.6% (※過去10年) 驚くことに、勝ち馬の数でも複勝率でも「前走新馬戦」が過去10年で断トツの1位。一方で前走重賞を走った馬の複勝率が最も低いという結果でした。 やはりクラシックを見据えた出走馬が多いためか、すでにキャリアを重ねて実力が見えている馬よりも、新馬戦を勝ってから慎重に調整された馬の方が好走しやすいのでしょう。 今年の出走馬のうち、前走新馬戦を勝って臨むのはグローリーアテイン、ニシノフィアンス、バードウォッチャーの3頭・・・ですが、大事なのはここから! 「前走新馬戦」組のうち、C.ルメール騎手の騎乗した馬を抽出してみましょう。 ▼京成杯「前走新馬戦」かつ「C.ルメール騎手」騎乗 21年グラティアス →1人気1着 20年スカイグルーヴ →1人気2着 19年ラストドラフト →4人気1着 (※過去10年) なんと、騎乗機会3回でパーフェクト連対と恐ろしいほどの成績!となれば今年騎乗する3冠牝馬アパパネの娘、バードウォッチャーも当然のように上位へ持ってきてくれるはず。また先に挙げた3頭と同じく新馬戦からの継続騎乗であることも心強いポイントです!
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