ケイテンアイジン、21年北九州記念V“チーム・ヨカヨカ”永島まなみで勝ち名乗りだ/新馬戦
<新馬戦情報> 今週から福島、小倉競馬が開幕する。“チーム・ヨカヨカ”で30日小倉新馬戦(芝1200メートル)の初陣に挑むケイテンアイジン(牡、谷)に注目だ。 ◇ ◇ ◇ 小倉では夏の風物詩とも言える九州産限定の新馬戦が行われる。30日の日曜芝1200メートルに永島まなみ騎手でスタンバイしているのが、ケイテンアイジン(父アレスバローズ)だ。谷厩舎、馬主・岡浩二氏、生産者・本田土寿氏で、21年の北九州記念を制したヨカヨカと同じ“チーム”だ。 谷師は「ヨカヨカとはタイプが違う」と前置きした上で「体的にはこちらの方がヨカヨカより上。距離的にも長いところの体形をしている」と評価。「性格は素直すぎるぐらい。もっとピリッとしたところがあってもいい。初戦というタイプではない」と言うものの、いきなり勝てば先々の楽しみも大きく広がる。 調教は「やればやるだけ動くようになって、しっかりしてきた」。19日の1週前追いでは2歳のゴメンネジローと坂路で併せ、4ハロン52秒7-12秒5で1馬身半先着。併せた僚馬が22日の京都新馬戦(芝1400メートル)で見せ場たっぷりの4着なら、ケイテンアイジンの能力の高さも伺い知れる。