「サッカーは時に残酷」17歳ヤマルへ…36歳の“大先輩”レヴァンドフスキが送る助言とは?
バルセロナFWロベルト・レヴァンドフスキは、チームメイトである17歳FWラミン・ヤマルへアドバイスを送った。 ラ・リーガ 2024-25冬の移籍情報 全20クラブの補強・退団選手リスト わずか15歳でバルセロナのトップチームデビューを飾ると、すでに公式戦73試合で14ゴール21アシストと目覚ましい活躍を見せるヤマル。スペイン代表としても17試合で3ゴールをマークし、EURO2024優勝の立役者に。17歳にして、世界最高レベルのウインガーとしての評価を確かなものとしている。 そんなヤマルに対し、レヴァンドフスキが『ESPN』のインタビューで言及。キャリア通算797試合出場593ゴールを奪ってきた36歳の“大先輩”は、以下のように語った。 「バロンドール受賞の可能性は間違いなくあるよ。僕はあまり選手を褒めたくない。褒めた選手が後で苦しんでしまうこともあるからね。時には少し悪く言ったほうが良いこともあるけど、ラミンについて話すのは難しいよ。彼には世界最高の選手たちと肩を並べるような、素晴らしい未来が待っていると確信している」 「ラミンは……まだ17歳なのに、彼の持つ経験からもう26歳や27歳のようにプレーするんだ。いわゆるヤングスターみたいなプレーではないんだよ。でも、彼の才能については話したくない。どれほど才能に溢れているかは、もうみんな知っているしね」 そのうえで、17歳のウインガーへアドバイスを送っている。 「僕が彼に伝えようとしているのは、今後2~3年のことではなくて、10~15年後のことだよ。彼が焦って急ぎすぎないようにするために、彼の周りの人間がとても大切だ。ピッチ上だけじゃなくてすべてにおいてね。まだ何が起きるかなんてわからないけど、周りの人が助けてくれることを願っている」 「フットボールは時に残酷だ。それに備えておく必要がある。今辿っている道は、彼にとってはベストだと信じているよ。困難もあるけど、それが彼の仕事であるし、今後3~4年は地に足をつけてすべてをコントロールしていかないとね。キャリアの初期はその才能が一番だが、その後はメンタリティが重要になる。トップに立つだけでなく、立ち続けることにおいてね」