小柳ルミ子、19歳の時の名曲が53年後も色あせず、会場全体で感動の大合唱!
白と赤の着物で登場した里野鈴妹さん。 「この着物の中にスズメがデザインされているんですよ。胸や袖、帯にも、全部で30羽のスズメがいます。私もスズメなので31羽になりますね(笑)」 懐かしの昭和歌謡から、昭和59年、村上幸子さんの名曲『酒場すずめ』を歌った里野鈴妹さん。 「村上幸子さんは日本クラウン所属だったので、大先輩に当たります。私のデビュー曲『バカ酒場』と、私の名前『すずめ』がかけ合わさったタイトルなので、これは歌わなければ! と選びました。歌の中に『チュンチュン』というフレーズもあるので、これからも歌い継いでいきたいと思っています」 デビュー曲の『バカ酒場』は、相手のことを好きなのに、幸せにできないと自ら身をひく自分を“バカ”と言う男性を主人公にした歌です。 「タイトルを見てビックリされる方がいますが、中身は本格演歌です。男性でも女性でもカラオケで歌ってほしいですね」
兵庫県川西市出身の里野鈴妹さん。家族や友達と話をしたいときは、ビデオ通話(リモート)を利用しています。 「いわゆるリモートですが、リモートで“タコパ”もするし、カラオケもするし、お盆の法要もリモートで参加しました。ちなみにタコパとは、たこ焼きパーティーのことですよ(笑)」
数ある代表曲の中から、昭和58年に発売された『お久しぶりね』を披露した小柳ルミ子さん。 「この曲は、まだカラオケブームが来る前、みんながカラオケで歌いたくなる曲を作ろうということから誕生した曲です。歌の後半に、少し難しい箇所があって、それを歌いこなせるようにカラオケボックスに通った方が多かったようです。この曲のヒットで、カラオケブームに火がついたんです」 当時、スケジュール帳が真っ黒になるほど、多忙だったという小柳ルミ子さん。 「私が30歳のときに、『お久しぶりね』がヒットしました。1年のうち、丸々休める日は7日ほどでした。休みの日はとにかく遊んでいましたね。ディスコに行って朝まで踊っていましたよ(笑)」 当時は、毎日のように歌番組があって、そのほかにコンサートやレコーディングで忙しかったそうです。 代表曲の中から、4枚目のシングル、『瀬戸の花嫁』を披露した小柳ルミ子さん。 「この曲はデビューして2年目、私が19才だったときのヒット曲で、53年が経ったいまも皆さんに愛されています」 半世紀以上が経った今も、会場のお客さんが一緒に大合唱するほど、誰からも愛されている国民的愛唱歌です。
最近まで連続ドラマ『マル秘の密子さん』に出演されていた小柳ルミ子さん。 「久しぶりのドラマ出演だったので、楽しいことばかりでしたね。収録が終わってしまい、出演者と会うこともできないので、ドラマロスになってしまい、とても寂しですね」 また、お買い物チャンネル(QVC)に初登場したという小柳ルミ子さん。 「1時間で全商品完売してしまったんです。歴史上初だと聞いて、びっくりするやら感動するやらで、思わず号泣してしまいました。これからもいろんなことに挑戦したいですね」と話していました。