「帰隊の意欲をなくし」「広島県内を徘徊していた」自衛官に懲戒処分 陸上自衛隊海田市駐屯地
陸上自衛隊海田市駐屯地の自衛官が帰隊時間を守らなかったとして減給10分の1(1カ月)の懲戒処分を受けました。 第13施設隊に所属する陸士長(23)は去年7月と9月、外出時に定められた帰隊の時間になっても戻らず所在不明になり、捜索中の隊員に保護されたということです。 陸士長は所在不明になっていた間は「広島県内を徘徊していた」と話していて、帰隊時間を守らなかった理由について「帰隊の意欲をなくした」と説明しているということです。 短期間に2回遅れたため、陸士長は減給10分の1(1カ月)の懲戒処分を受けました。 第13施設隊長の大家悠季央2等陸佐は「今後このようなことが発生しないように服務指導に力を入れていく所存です」とコメントしています。