【出口夏希】映画『赤羽骨子のボディガード』でヒロインに!主演を務めるラウールさんの印象は「ものすごく集中力がある方」
ラウールさんを見たとき“マンガの中の荒邦がいる!”とびっくり
――骨子のビジュアルが原作にそっくり! どんなふうに作り上げていった? 「制服は5~6回くらい実際に体のサイズを測って、自分の体に合うものを用意していただいたオーダーメイドなんです。髪型はヘアメイクさんと原作の骨子をたくさん見て、リアルな髪の毛で可愛く再現するために、お団子の大きさや角度を何度も変えてベストを探っていきました」 ――主人公・威吹荒邦を演じたラウールさんの印象を教えて! 「ものすごく集中力がある方なんだなと思いました。ある日、撮影が長時間になってしまった日があったのですが、アクションシーンもある中で、集中力を途切らせることなく威吹荒邦という役のままで現場にいたのが印象に残っています。それに荒邦という役とたくさん向き合って役作りしてきたのが伝わるお芝居をされていたのも印象的。眉毛の上げ方など、細かい部分まで原作マンガの荒邦の表情と同じだったことに感動しました」 ――個性豊かなキャストが揃っているけど、現場はどんな雰囲気だった? 「それが、私はみなさんとそんなにお会いできていなくて。というのも、私が演じた赤羽骨子は自分の知らないところで、ボディガードでもあるクラスメイトのみんなから守られているという役どころ。なので、全員で戦うシーンに私がいないことが多いんです。もちろんクラスメイト役ではあるから、みなさんとのシーンもあるけど、それはまだそこまで距離が縮まっていない最初の頃の撮影だったので、そんなにお話もできなかったという……(笑)」
まだ肌寒い時期の撮影、“あの時間”に力をもらいました
――撮影現場で楽しみだったことは? 「私がいちばんテンションがあがったのは、ごはんがおいしかったこと(笑)。毎回ケータリングだったり、温かいおかずをお弁当箱につめてくれたりと、味がおいしいのはもちろん、温かいものが食べることができて、ごはんの時間のたびに“幸せ~~♡”って思ってました! 日によっては“大盛りで!”、とお願いしたことも。朝晩はまだ肌寒い時期の撮影だったので、スタッフさんの気遣いがすごく嬉しかったし、力が出ました!」 ――もしも夏希が骨子のボディガードになるとしたら、どんな闘い方で守る? 「私はたぶん何もできないと思います(笑)。頭脳戦はまず無理だから、ひたすら、赴くままに攻撃する感じになりそう!」 ――例えばどのキャラに近い? 「荒邦かな。あんなふうに力強くカッコいい感じではなく、グーとかパーでポコポコ叩いてただただ暴れるくらいしかできないかも(笑)」 ――ノンノ読者に映画のみどころを! 「やっぱりクラスメイトのみなさんのアクションが本当にすごいのでその姿をぜひ見て頂きたいです! みなさん本当に毎回ヘトヘトになりながら全力で撮影をされていたので。あとは荒邦と骨子のやりとりにもキュンとしてもらえるんじゃないかなと思います♡ 私が個人的にいいなと思ったのは偶然にも壁ドンっぽくなるところ。ラウールさんが身長が高いので、今までマンガで何度も見てきた壁ドンがそのまま現実世界で再現されているので、そこにも注目してもらいたいです!」