大谷翔平も飛び出す乱闘寸前騒ぎで球場騒然 両軍ナイン総出で一触即発…松井裕樹は帽子とって大谷にあいさつ
◆米大リーグ ドジャース―パドレス(13日・米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム) ドジャース・大谷翔平投手(29)が13日(日本時間14日)、本拠地パドレス戦に「2番・DH」で先発出場し、3打席目までは2四球と三邪飛で快音が響かずにいる。 ドジャース1点リードの5回には両軍ナインが総出となる乱闘寸前の一触即発の場面があった。1死からプロファーが2球連続の内角球に怒りがこみ上げ、捕手のスミスと物々しい雰囲気になると、両軍のナインが一、三塁のベンチや両翼にあるブルペンから飛び出して一気に本塁ベース付近に集まる騒ぎとなった。ベンチ裏にいた大谷もものすごいスピードでグラウンドに出てきて、乱闘寸前の騒ぎを心配そうに手に息を吹きかけながら見守っていた。 パドレス・松井裕樹投手(28)も、右翼のブルペンから小走りで向かい、大谷と目が合うと、帽子を取ってアイコンタクトであいさつ。大谷はにやりと笑って応えていた。試合前には大谷、山本、ダルビッシュが約15分間談笑していたが、松井は球場入り前だったため参加できなかった。 場内からは大ブーイングが巻き起こったが、乱闘には発展せず、大谷もホッとしたようにベンチに戻っていった。
報知新聞社