報徳学園・今朝丸裕喜が涙 「悔しいの一言…」 センバツ
第96回選抜高校野球大会は最終日の31日、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で決勝があり、報徳学園(兵庫)は健大高崎(群馬)に2―3で競り負け、2年連続の準優勝となった。 【写真まとめ】センバツ2024 記者が選んだベストナイン 決勝で先発し、8回3失点だった報徳学園の今朝丸裕喜投手は「悔しいの一言」と振り返った。 今朝丸投手の試合後の主なコメントは次の通り。 ◇決勝、すばらしい景色 ◇報徳学園・今朝丸裕喜 決勝はすばらしい景色だった。(敗れて)悔しいの一言。(初回に2点を先行し)力んでしまった。立ち上がりが悪く、これからの課題にしていきたい。夏にまた戻ってくる。 (三回1死三塁から勝ち越し打を浴びた)ボール的にはよかったが、コースが甘かった。1球の重みというか、その1球で(試合が)変わるので。(ピンチでの)1球をもっと大事にしていきたい。(相手打線に)ストレートをはじかれるところが結構あった。対策されていたと思う。 (試合後にアルプス席にあいさつし)自分が点を取られて負けてしまった。優勝できなかったのが一番強く、涙が出た。 (大会を振り返って)大舞台でピンチを背負うことはあったが、ピンチをしのいでこそメンタルが強くなった。点を取られないことを意識していたが点を取られ、そこが一番の反省点。 (大会を通じて守備陣の好守が目立った)後ろにはいい守備がいっぱいいるので、信じて投げていた。守備は日本一だと思う。 (夏に向けて)この冬に取り組んできた体重(増加)をまだまだ上げていきたい。まだフォームの安定感は完璧ではない。修正して夏に挑みたい。