廃棄物搬入の値上げは妥当 福島県郡山市に答申 廃棄物減量等推進審議会
福島県の郡山市廃棄物減量等推進審議会は、富久山、河内両クリーンセンターへの一般廃棄物搬入料金の10キロ当たり150円(税別)の値上げを妥当と市に答申した。ごみ袋の有料化を含む新たな施策の導入を検討すべきとした。 搬入料金は現行と比べ、生活系ごみは50円の3倍、飲食店などで発生した事業系ごみは100円の1・5倍の値上げとなる。答申書では、ごみの減量化は喫緊の課題と指摘。搬入料金の値上げの他、解体現場などで発生する紙くずや木くずの「あわせ産廃」のクリーンセンターでの受け入れ停止を妥当とし、不法投棄防止対策の検討を求めた。 中野和典会長が市役所で品川萬里市長に答申書を提出した。堀川紀房副会長が同席した。市は答申を受けて条例改正案を作成し、3月定例議会に提出する方針。議会で可決されれば、市民への周知を経て10月1日から実施する。 (郡山版)