侍ジャパン、欧州代表戦メンバーを徹底予想【侍JAPANシリーズ2024】
捕手(3名)
捕手は、昨秋のアジアCSを経験したメンバーを中心に3選手を予想した。 ・坂倉将吾(広島) ・古賀悠斗(西武) ・山本祐大(DeNA) アジアCSでは、オーバーエイジ(OA)枠で選出され、主戦でマスクを被った坂倉将吾(広島)が、今回も正捕手格となるだろう。球界屈指の“打てる捕手”として、井端JAPANの中枢を担う。 坂倉の脇を固める捕手として、古賀悠斗(西武)、山本祐大(DeNA)と2人の守備型捕手の選出を予想。共に2023年は盗塁阻止率4割超を記録するなど、強肩が大きな武器となる。 古賀は、アジアCSで先発出場を経験。山本は代表初選出となるが、視察に訪れた井端監督から高い評価を得ている。
内野手(7名)
内野手は、以下のメンバーを選出した。 ・村上宗隆(ヤクルト) ・牧秀悟(DeNA) ・石川昂弥(中日) ・源田壮亮(西武) ・中野拓夢(阪神) ・紅林弘太郎(オリックス) ・宗山塁(明治大) まずは、井端監督が中軸として期待する村上宗隆(ヤクルト)と牧秀悟(DeNA)を順当に選出。村上は春季キャンプで左臀部の張りを訴えて別メニュー調整となっているが、軽傷を主張しており、3月には間に合うだろう。 村上、牧のバックアップとして、石川昂弥(中日)の選出を予想。石川は、アジアCSでも招集が検討されるなど、井端監督からも期待が寄せられている。 二遊間は、第5回WBCメンバーの源田壮亮(西武)、中野拓夢(阪神)の経験者に加え、アジアCSは故障により辞退となった紅林弘太郎(オリックス)、宗山塁(明治大)といったニューフェイスの選出を予想。 宗山は、名門・明治大で1年時から正遊撃手を担い、すでに今秋ドラフト1位指名での競合が確実視されている。
外野手(6名)
外野手は、以下のメンバーの選出を予想した。 ・近藤健介(ソフトバンク) ・岡林勇希(中日) ・万波中正(日本ハム) ・森下翔太(阪神) ・田村俊介(広島) ・西川史礁(青山学院大) まずは、第5回WBCで2番打者を担った近藤健介(ソフトバンク)を選出。井端JAPANにおいても、打線の中心を担う役割が期待されている。 中堅には岡林勇希(中日)、右翼には万波中正(日本ハム)や森下翔太(阪神)といったアジアCSを経験した選手が入ることになりそうだ。 また、高卒3年目・田村俊介(広島)のサプライズ選出を予想する。NPB通算10試合と実績こそ乏しいが、春季キャンプを視察した井端監督から高評価を受けている。 そして、アマチュア球界から西川史礁(青山学院大)のメンバー入りを予想。3年時から青山学院大の主軸を担い、大学日本代表でも4番打者を任された。
ベースボールチャンネル編集部