薩摩・大隅地方は28日夕方にかけて土砂災害に厳重警戒 JR運転見合わせ相次ぐ
南日本放送
薩摩、大隅地方では、28日夕方にかけて土砂災害に厳重な警戒が必要です。 JRの在来線では運転見合わせが相次いでいます。 県の雨量計では27日夜1時間に南大隅町で94ミリの指宿市で93ミリの猛烈な雨を観測しました。 20日の降り始めからの総雨量は、指宿市で744.5ミリ、鹿児島市喜入で714.5ミリで、平年6月ひと月分の雨量を上回っています。 28日予想される1時間雨量は、薩摩地方で50ミリ、大隅地方で40ミリ、種子島・屋久島地方で30ミリ、29日までに予想される24時間雨量は、薩摩、大隅地方で120ミリ、種子島・屋久島地方で100ミリです。 土砂災害に厳重に警戒するとともに、低い土地の浸水に警戒し、河川の増水、落雷、竜巻などの激しい突風に注意してください。 JR九州によりますと、始発から運転を見合わせているのは、指宿枕崎線の鹿児島中央と枕崎の間、日豊本線の鹿児島中央と田野の間、鹿児島本線の鹿児島と川内の間、肥薩線の吉松と隼人の間、吉都線の全線です。 (男子高校生) 「きょうはもう間に合いそうにない」 「学校にいけないので、家に帰ろうかな」 「今週がテスト期間だったので、テストが受けられず不便だった」 (女子大学生) 「9時10分から1限だが間に合いそうにない」 「時期が時期なので止まっているのもしょうがないと思う」 九州新幹線は通常通り運転しています。
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