渡部建「地上波生出演」に嫌悪を感じる人がいる訳 「明らかな緊張」の裏にある心情とは?
とはいえ、渡部氏は社会から完全抹殺されるほどの罪を犯したわけではないでしょう。芸能人が不道徳な行為をすることは社会に与える影響が大きく、一定の非難が向けられることは仕方のないことでしょう。しかし、最終的には関係者間の問題といえます。 ■渡部氏の緊張を読み解く 21日(金)の『5時に夢中!』出演時、ゲストとして紹介を受けた渡部氏は、おかしなタイミングで立ち上がり、頭を下げ、「立ち上がろうと思ったんですけど、すみません、変な間になっちゃって……」と説明します。
緊張から身体をスムーズに動かせなかったのだと考えられます。また、「生放送はそれこそ4年ぶりとかですね。長かったような、短かったような。全然まだフワフワしちゃって」と緊張している様子を述べます。 さらに、『5時に夢中!』の公式サイトに掲載されている出演者集合写真の渡部氏の表情は、一見笑顔に見えるものの、目は笑っていません。口角は水平に引かれ、下まぶたに力が入り、上まぶたは引き上げられ、緊張のサインが見られます。
渡部氏は明らかに緊張していました。なぜでしょうか。 渡部氏の著作『超一流の会話力』に次のようにあります。 好かれようが嫌われようが、どうでもいいと思っている相手には緊張しないし、自分より格下だとナメている相手にも緊張はしないものです。緊張は相手をリスペクトしているからこそ生まれると言えるかも知れません。 また、自分で「緊張しています」と口に出すと、本人もラクになります。 最悪なのが、緊張しているのにそれを隠しながら話をしようとすることでしょう。その人が緊張しているかどうかは見ればわかります。
緊張を隠しながらしゃべろうとするとさらに緊張の度合いが高まり、話の内容が支離滅裂になってしまうことがあるので、最初から緊張していることを宣言してしまったほうがいいのです。 『超一流の会話力』P.190より また、 いい緊張とは、ちゃんと事前の準備をして、それでもうまくいくかどうかわからないときに感じるものです。 『超一流の会話力』P.191より とも書いてあります。 ■真摯に取り組もうとしたがゆえの緊張感