吉田麻也「ヘディングを上から叩きつけられて…」コーナーキックで驚愕のプレーをされた“元マンCのレジェンド”とは?
吉田麻也がパーソナリティを務めるTOKYO FMのラジオ番組「吉田麻也のチャレンジ&カバー」(毎週月~金曜14:55~15:00)。リスナーの切実なお悩みや質問に、世界の一線で戦ってきた経験や思考を基に、吉田麻也が90秒でアドバイスを送ります! 12月5日(火)の放送では、コーナーキックで最も守りにくかった選手について語りました。
<リスナーからのメッセージ> 「コーナーキックの守備で“一番守りにくい”と思った選手は誰ですか? また、うまい選手は何が違いますか?」 吉田:専門的な話ですが、コーナーキックの守備をするときは“マンツーマン”と言って、一人ひとり(相手を)マークするパターンと、“ゾーン”と言って、ポジションを守る2つの守備形態があり、両方を併用するチームもあれば“マンツーマンだけ”というチームもあります。センターバックの僕は、基本的にマンツーマンで(相手のマークに)つくことが多いです。ちなみに今のチーム(MLSのロサンゼルス・ギャラクシー)も、コーナーキックはマンツーマンですね。 (マンツーマンは)基本的に身長が同じくらいの選手をマークすることが多いので、ディフェンダー同士がマッチアップすることが多いんですよ。僕も、相手のセンターバックの一番大きい選手につくことが多いかなと思います。 マークを外すのがうまい選手は結構いるんですけど、僕が一番記憶に残っているのは、今バーンリーFC(イングランド・プレミアリーグ)の監督をしているヴァンサン・コンパニですね。 元マンチェスター・シティFC(プレミアリーグ)のキャプテンで、ベルギー代表のキャプテンでもあったレジェンドなんですけど、いい選手だったんですよ。ただ、ケガがものすごく多くて稼働率は悪かったんですけど、出たときはもうピカイチで。 多分、ヘディングを上から叩きつけられて失点したのは、あの選手が初めてですね。しかも、完全に自分の間合いでクリアできると思ったら、その上から“ズドン!”と(ヘディングでボールを)叩かれて、ゴールを入れられて。“とんでもない選手がいるな”と思ったのをすごく覚えています。 プレミアリーグにはそういう猛者がたくさんいるので、そこで頑張っている三笘薫(ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC)や冨安健洋(アーセナルFC)の活躍は素晴らしいなと思います。 (TOKYO FM「吉田麻也のチャレンジ&カバー」2023年12月5日(火)放送より)