松本人志さん法廷に姿見せず 傍聴席“抽選倍率”は約36倍に…“性加害疑惑報道”をめぐる裁判始まる
ダウンタウン・松本人志さんが“裁判に注力する”とし、活動を休止してからまもなく3カ月。 【画像】倍率は36倍!東京地裁前には傍聴を希望する人で長蛇の列ができた 週刊文春の“性加害疑惑報道”で名誉を傷つけられたとして、損害賠償などを求めた裁判の第1回口頭弁論が28日、東京地裁で開かれた。 19席の一般傍聴席に691人が並び、抽選倍率は約36倍。民事裁判では異例の高倍率となった。 傍聴希望者: 本当に潔白なら、潔白だってきっぱり言ってほしいかなと。 傍聴券が当たった人: とにかく本当になのかうそなのか、裁判ではっきりしていただいて。もし、松本さんに非がなければ一刻も早い復帰見たいなと思っております。
松本さん側「客観的証拠は存在しない」
“性加害疑惑報道”で名誉を傷つけられたとして、損害賠償などを求めている松本さん。訴状の中では次のように訴えている。 松本側: 客観的証拠は存在しない。「性的行為を強要した」というレッテルが貼られてしまえば、社会的評価を著しく低下させる。 松本さんは2024年1月に裁判を起こした後、一時海外に滞在。その後は裁判に向け、打ち合わせなどを行ってきたということだが、28日の法廷には姿を見せなかった。
文春側は請求棄却のほか「全裸」など17項目の認否求める
対する週刊文春側は裁判で次のように主張し、請求の棄却を求めた。 週刊文春側: 本件記事で報じたA子さんおよびB子さんが、原告(松本さん)から受けた同意のない性行為は、いずれも真実である。 さらに文春側は松本さん側に対し、女性2人が証言した当時の状況を具体的に提示し、それらを認めるか認めないか明確にするよう求めた。 求めたのは、 ・「俺の子ども産めるの?」など発言したこと、 ・原告(松本さん)が全裸になったこと などの17項目だ。 それぞれ、全面的に争う構えを見せる裁判。今後どのような法廷闘争が繰り広げられるのか。 (「イット!」3月28日放送より)
イット!