華城市、韓国、6月25日 (AP) ― 韓国北西部京畿道華城（ファソン）市で6月24日、リチウム電池製造工場で火災が発生し、中国籍作業員など22人が死亡、8人が負傷、うち2人が重傷だという。 　ソウルの南に位置する華城市にある工場の2階で午前10時30分ごろ、作業員が電池の検品と梱包を行っている最中に電池が爆発し、火災が発生した。工場では102人が働いていたという。 　死亡したのは中国籍18人、韓国籍2人、ラオス籍1人で、最後の1人の国籍は判明していない。 　過去数十年間、朝鮮族を含む多くの中国出身者が仕事を求めて韓国に移住してきている。東南アジア諸国からの労働者同様、中国出身者は工場や、韓国人からは敬遠される肉体的に過酷で低賃金の仕事に就くことが多い。 　地元消防当局によると、犠牲者は階段で地上に脱出できなかった可能性が高いという。 （日本語翻訳・編集　アフロ）