科学の楽しさ、交流し学びを深める 花巻で全国研究大会
全国の理科教育関係者ら約700人でつくる科学教育研究協議会(科教協、高橋匡之(まさゆき)委員長)は9日までの3日間、花巻市で第70回全国研究大会を開いている。公開イベントで子どもたちが科学の楽しさに触れ、教育関係者らは分科会や教材発表などで交流しながら学びを深めている。 初日の7日は、同市の若葉小体育館で一般公開のイベント「“科学”お祭り広場」を実施。全国の個人・団体が約40のブースを設置し、来場者は理科実験や工作などを楽しんだ。 送風機から風を送り、輪の形につなげた7個の風船を回転させながら空中に浮かせる「風船くるくる」や、増粘剤など混ぜた専用液を使った割れにくいシャボン玉を、アクリル手袋で弾ませる「スーパーシャボン玉」など多彩な実験に子どもたちが目を輝かせた。