国の名勝指定の答申を受けた金沢市長町の「西氏庭園」で庭園の保存などに携わる関係者の見学会が開かれました。 西氏庭園は大正時代、住宅地に作られた庭園で、庭を一望できる主屋などが配置されていて国の文化審議会で国の名勝に指定するよう答申されました。 28日は、国指定の文化財庭園の管理者らが訪れ、用水を活用した池などを見学しました。 ■参加者 「個人のお家の庭とは思えないく らい立派なお庭だと思 います」 ■金沢市文化スポーツ局文化財保護課 山田敏之課長 「こういった状態を長く後世にまで引き継がれていくことを期待していますし住民のみなさんと一緒に市も保存に向けて知恵をしぼっていきたいと思っています」 今回指定されれば、県内の国の名勝は10件となります。