巨人、最下位ヤクルトに連敗…主砲もイライラ 岡本和が七回好機で見逃し三振、判定めぐり球審とにらみ合い
（セ・リーグ、巨人1－4ヤクルト、24回戦、巨人13勝11敗、14日、東京D）首位巨人は最下位ヤクルトに痛恨の2連敗を喫した。広島に勝った2位阪神との差は2ゲームに縮まったが、阿部慎之助監督（45）は暗い顔は見せなかった。 【写真】好機に見逃し三振に倒れる巨人・岡本和真。この後、敷田球審とにらみ合った 「『そんなに簡単にはいかないよ』と野球の神様が言っているんじゃないですか。優勝するときは、どこもそうですけど苦しむ。みんな必死にもがいている。今日は今日、明日は明日でやっていくしかない」 打線が10安打で1得点。中でも4番岡本和が本拠地を沸かせることができなかった。一回には右前打を放ったが、三回1死二、三塁で空振り三振、七回2死一、二塁では見逃し三振と2度の得点圏で凡退。七回は三振後に敷田球審とにらみ合い、口論になりかけるような場面もあった。 打点王を争うヤクルト・村上の特大弾を目の前で見せられ、72打点の村上との差は2に開いた。主砲は「僕自身、東京ドームで力んでいるなと思っていたので、今日はリラックスしていこうと思ったんですけど…。僕がチャンスで打っていればこういう展開になっていなかった」と悔しさを押し殺した。（谷川直之）
