新型コロナが5類移行後初めての年末年始を迎えますが、旅行先の予約が活発です。東海道新幹線は子ども連れが、より快適な移動ができる車両を今回も走らせます。 【写真を見る】年末年始の東海道・山陽新幹線「のぞみ」は自由席無しで“全席指定席” 新大阪～東京間に「お子さま連れ専用車両」も 新型コロナの分類が5類に移行して初めての年末年始となります。帰省や家族旅行はみなさんどうするのか、街で聞いてみました。 （街の人 名古屋・中区で11月30日） 「静岡の実家まで新幹線で」 「東京行きたいね」 移動に欠かせない交通手段のひとつが新幹線。 12月28日から来年1月4日までの8日間、東海道・山陽新幹線を走る「のぞみ」は、1編成に250席ある自由席をとりやめ全席指定席で運行します。 かつての繁忙期には、自由席目当ての利用客が座れなかったり、客が集中して自由席への乗り降りに時間がかかり、列車の運行に遅れが出たこともあり、こうした状況にならないよう全席指定シフトを導入するということですが。 （街の人　名古屋・中区で11月30日）  Q. 年末年始にのぞみが全席指定席になるのを知っている? 「知らないです」 Q.新幹線のチケットは?  「まだ取っていない」 ■年末年始「のぞみ」の指定席に乗り遅れたらどうすればいい? ちなみに指定席を予約した「のぞみ」に乗り遅れた場合は、どうすればいいのでしょうか。 そのときは、持っている特急券で「のぞみ」の普通車のデッキなどを立席で利用できるほか、当日中に限り、後続の「ひかり」、「こだま」の自由席に乗車できます。 「のぞみの指定席への着席を希望する場合は、改めて指定席特急券を購入することになります。 ■国内ではユニバーサル・スタジオ・ジャパンやディズニーランドなどが一番人気 名古屋市内の旅行会社「JTBトラベルゲート名古屋栄」に年末年始の新幹線の予約状況を聞くと。 （JTB 高田莉紗子さん） 「荷物を後ろのスペースに置ける座席がある。遠方に旅行に行く人は荷物が多くなるので、その座席は早く埋まる」 また、年末年始の移動先としては、海外旅行への問い合わせがコロナ禍に比べて顕著に増えているということです。国内ではユニバーサル・スタジオ・ジャパンやディズニーランドなどのテーマパークが一番人気で、東海道新幹線の東京～大阪間の予約席は、すでに埋まってきているということです。 （JTB 高田莉紗子さん） 「希望の日にちなどがあれば、早めの予約が一番いい」

そして、東海道新幹線では2021年秋から「お子さま連れ専用車両」を導入しています。12月25日から1月8日までの年末年始も1日1本から2本、ひと車両をまるごと子ども連れ専用にして運行。詳しいダイヤはJR東海のHPをご確認ください。 久々に制限のない年末年始。ゆったり過ごすためには、余裕をもった計画を立て、早めの準備が必要です。