バレー・プレミアリーグ女子 久光製薬、JT、東レなど優勝へ意気込み
ファイナルステージに懸ける思い~NEC
【NEC】(同5位) ■山田晃豊監督 今シーズンは「Over the top」というスローガンで限界に挑戦、新しい挑戦をしていこうと臨みました。厳しいシーズンになりましたが、全選手がコートに出ていろんな形で戦ってきました。結果は5位でファイナル6にたどりつきましたが、後半になるにつれて上げていくというイメージここまで来られています。これからが大事な戦いなので、今まで苦労した分を力に変えて、思い切り1戦必勝で。誰かに頼るではなく、一人ひとりが持ち味を発揮して戦っていきたい。自分たちの力を発揮するために、基礎技術や連携、つなぎ、自チームから崩れないように足場を固めることをやってきました。サイドアウトしっかり手堅く、ゲームコントロールができるようにしていきたいと思います。 ■柳田光綺 レギュラーラウンドではなかなか勝ち星が挙げられず苦しいことが多かったですが、だからこそ築き上げてきたものがチームにはあるので、それをファイナルで力に変えていきたい。苦しい中でも応援してくれた方々がたくさんいる分、その人たちの思いもすべて力に変えて下克上するという強い気持ちで頑張りたい。NECのバレーは「粘ってつないで」が持ち味。ミドルもサイドもいかに枚数を減らさずに4枚、5枚で毎回攻撃できるか、そういういいオフェンスになっているので出していきたい。プレーをしている選手はもちろんしていない選手がどれだけ1点に関われるかも大事にしているので注目してください。
ファイナルステージに懸ける思い~東レ
【東レ】(同6位) ■菅野幸一郎監督 苦しい形でファイナル6に進めた感じでチームの状況はいいとは思っていませんが、ファイナル6というチャンスをいただいたので、観客の皆さん方に楽しんでいただけるような、粘り強い戦いをしたい。1戦1戦大事に戦って、まずはファイナル3を目指していきたい。後半戦、3LEGの終盤は、いい場面もあるのですが、終盤の集中力や粘りがうまくチームとして出せていなかったと思います。選手一人ひとりの能力をしっかり出せれば、十分戦っていけると考えていますので、まずはチームの気持ちを一つにして粘り強く戦っていきたい。今までやってきたサーブと気持ちで頑張りたいと思います。 ■黒後愛 レギュラーラウンド6位に終わってしまって、選手たちも納得していない部分は多かったですが、試合はまだ残っていますし、できることもたくさんあると思うので、試合ができることに感謝して、一つ一つの試合を大事にしてがむしゃらに頑張っていきたいと思います。自分たちが苦しい展開や悪い状況のときにどれだけ我慢できるか、ミスを出さずにいい雰囲気を作れるかだと思います。