「松田聖子」の好きな曲 ものまねタレント神田聖子が「真のボーカリスト」と推す一曲
日本を代表するアイドル・松田聖子(62)。AERA dot.では「松田聖子の好きな曲」のアンケートを実施したが、そのランキングは改めて名曲ばかりであることを再認識。今回は、松田聖子の曲を歌いに歌い込んだものまねタレントの神田聖子に愛して止まない10曲を選んでもらい、前編ではまず5曲を紹介した。さらに5曲には、いったいどんな名曲が!? 【神田聖子写真】「現在」の松田聖子に似ているところがすごい! * * * ■「薔薇のように咲いて桜のように散って」 (2016年9月21日リリース/作詞・作曲・編曲 YOSHIKI) 「YOSHIKIさん作詞、作曲、編曲の楽曲です。YOSHIKIさんの曲は本当に華やか! バラードなんだけど壮大なクラシックに近い印象。聖子さんの透明感のあるファルセットによって、落ち着いた1曲になっていますね。 初めて聞いたときに“YOSHIKIさんの曲だ”ってわかったんですけど、そこに聖子さんのボーカルが入ると聖子さんのものになるところが聖子さんのすごいところ。 “る~りら”の歌詞の部分は、普通に歌うと高まる歌い方になってしまうところ、聖子さんは抑えた感じに。わーっと力強く歌いきる方が簡単なんですが、この部分を歌う時“聖子さんってすごいな”って思います。私はクラシックから派生した歌唱なので、ノンビブラートのファルセットからオペラ的な発声になりがちなため、松田聖子さんの透明感のあるファルセットを意識して、かなりレッスンさせて頂きました」 透明感といえば、こちらも! 続いては「瑠璃色の地球」。 ■瑠璃色の地球 (1986年6月1日リリース/作詞:松本隆 作曲:平井夏美) 「この曲はリクエストが本当に多いんですよ。今回、AERAdot.さんのアンケート記事をXに投稿させてもらったら、そこにいただいたコメントでも『瑠璃色の地球』が多かったです。 聖子さんもコンサートで大切に歌っているっておっしゃっていた曲で、ひとつしかない地球をみんなで守ろうという、すごく大切なメッセージをストレートに感じます。 沙也加さんがお腹の中にいるときにレコーディングした曲で、のちに聖子さんと沙也加さんで母娘デュエットもしています。沙也加さんの歌声も本当にきれい。 震災があったり、コロナのパンデミック、戦争など地球上での悲しいできごとがある中、だからこそ、この曲と思って、選びました。もちろん、私のライブでも歌わせていただいています。沙也加さんのものまねも入れて歌えます」 続いての曲もしっとり系な名曲!