祖母は日本人⁉ 米国代表の“絶対王者”が再び五輪の舞台へ「国を代表して、大好きなスケートボードをすることができるんだ。それは本当に特別なこと」【パリ五輪】
スケートボード界の”絶対王者”と言われている、男子ストリートの米国代表ナイジャ・ヒューストンが東京大会に続いて2度目の五輪出場を決めた。 【動画】スケボー米国代表ナイジャがみせたストリートでの“圧巻のライディング”! インスタグラムのフォロワー数は514万人と大人気で、さらにこれまで数々の名誉あるタイトルを手にしてきた“絶対王者”ヒューストンだが、東京五輪では7位と悔しい結果に終わっている。それだけに今大会にかける思いは強いだろう。 7月9日、ヒューストンは自身のX(旧ツイッター)を更新。「またその時が来た!2度目のオリンピックで国を代表できることを誇りに思う。チームUSA、レッツゴー」と綴り、再び五輪の舞台に挑戦できる喜びを伝えた。 さらにヒューストンは自身のインスタグラムにも「スケートボードがオリンピック競技になることについて、多くの人が複雑な思いを持っている。僕もスケートボードをスポーツよりも生き方(ライフスタイル)として見ているから理解できる。クリエイティブとそのライフスタイルには、ただスポーツとみなされるにはあまりにも多くのことがありすぎる」と触れにくい話題にも切り込み、スケートボーダー達の複雑な心情に言及した。 そして、ヒューストンは「僕はストリートで育ったんだ。ストリートは常にスケートボードの最も純粋で真の部分であることを早くから教えてくれた」と語り、前述のカルチャーの側面も理解した上で、「僕たちは自分たちの国を代表しながら、大好きなスケートボードをすることができるんだ。それは本当に特別なことで、決して当たり前なことではない」と五輪出場に対しても否定的ではなく、ポジティブなコメントを残した。 最後には「でもオリンピックが終わったら、ストリートに戻って、楽しくスケートボードをするだけさ」と綴り、締め括った。 また祖母が日本人で、腕に漢字のタトゥーを入れるなど、親日家としても知られるヒューストン。パリ大会では日本のスケートボード界のスーパースター堀米雄斗との対決にも注目だ。 構成●THE DIGEST編集部
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