リニア工事は前進ムード? JR東海社長が静岡県新知事と面会 社長の「真摯に取り組んでまいりたい」に新知事「私も推進」
不安がぬぐいさらない瑞浪市民は… (瑞浪市民) 「工事はたしかに大事だが、私たちには恩恵がない。生きていくための水やでさ」 「開発が進むとマイナスの面が出てくるんだなと。とても残念」 さらに、リニアの新駅の工事が進む中津川市では… (坂本まちづくり協議会 市岡勉顧問) 「(静岡県は)自分の主張の強い知事から、リニアに対して幅の広い考えができる知事に変わったので、その点は良い方向になったのではないか。早く仕上げてもらいたい、早く完成してもらいたい」 JR東海の丹羽社長は5日、鈴木知事と面会するため静岡県庁を訪れました。 (JR東海 丹羽俊介社長) 「(リニア)中央新幹線に関して、私ども、静岡県をはじめとする関係の方々と双方向のコミュニケーションを大切にしながら、真摯に取り組んでまいりたいと思っている」 (静岡県 鈴木康友知事) 「私も推進する必要があると思う」 7日に開催予定のリニア沿線10の都府県知事らが出席する期成同盟会の総会を前に、顔合わせを済ませる狙いが強いとみられますが、「リニア推進派」の鈴木知事とどのような意見交換が行われるのか注目です。 6年半もの未着工が続く静岡工区をはじめ、今後も水に関する問題の解決をはかることは必須となりますが、鈴木知事の就任でリニア工事は、あらためて前進ムードが出てきました。
CBCテレビ