ソフトバンク近藤健介、一時同点の4号ソロも逆転サヨナラの場面では宮城大弥の前に三振「切り替えていくしかない」
◆ソフトバンク1―3オリックス（21日、ペイペイドーム） 好投のオリックス宮城から一時同点の一発を放ったソフトバンク近藤が、絶好機での凡退に唇をかんだ。 ■「少し寂しそう」古巣相手に大暴れ山川の試合後姿【写真】 2点ビハインドの9回。今宮、山川の安打で2死一、三塁と一発が出れば逆転サヨナラの場面で打席が回ってきたが、最後はオリックス宮城のスライダーにバットが空を切った。 1点を追う4回に同じく宮城から「体の反応で（打てた）」と、100キロ台のカーブを捉え右翼ポール際に一時同点となる4号ソロを放っていただけに、スタンドからの期待も大きく、近藤が倒れると球場には大きなため息がもれた。「（宮城は）球も強いし、変化球のキレもよくなっているのでなかなか難しいところではあるけど、最後しっかりああいう場面で（打たないと）。切り替えていくしかない」と悔しさをにじませながらも前を向いた。
西日本新聞社
