『帰ってきた あぶない刑事』 舘ひろし×柴田恭兵 伝説の2人が帰ってきた!
【Tokyo cinema cloud X by 八雲ふみね 第1184回】 シネマアナリストの八雲ふみねが、いま、観るべき映画を発信する「Tokyo cinema cloud X(トーキョー シネマ クラウド エックス)」。 今回は、現在公開中の映画『帰ってきた あぶない刑事』と『ボブ・マーリー:ONE LOVE』をご紹介します。
『帰ってきた あぶない刑事』探偵として、イッツショータイム!
ドラマの放送開始から38年。そして、劇場版は8年ぶりとなる『あぶ刑事』シリーズ最新作。『帰ってきた あぶない刑事』の製作が発表された時から、映画の完成を心待ちにしていた人も多いことでしょう。 昭和・平成・令和、3つの時代を超えて伝説のバディムービーが大復活。ニュージーランドで探偵事務所を開設していたタカとユージが、ヨコハマに舞い戻ったことから物語は始まります。
『帰ってきた あぶない刑事』のあらすじ
地元・横浜に8年ぶりに戻ってきた、鷹山敏樹(タカ)と大下勇次(ユージ)。2人を追いかけてニュージーランドへと渡った真山薫は、現在婚活中。のハズだが、どうやら行方不明。また、かつてタカとユージの後輩だった町田透は、横浜港署捜査課長として街の安全を守っている。 そんなある日、香港在住の日本人弁護士が殺された。事件に引っかかりを感じた鷹山は、過去に因縁のある男・劉飛龍(リウ・フェイロン)のもとを訪ねる。フェイロンのビジネスパートナーであるステラ・リーという女性が、かつての恋人に似ていることが気になった鷹山。 その頃、タカとユージが開いた「T&Y探偵事務所」に、依頼人第1号が現れる。彼女の名は、永峰彩夏。初仕事に大喜びする大下に彼女が依頼したのは、母親・夏子を探すこと。夏子は、鷹山と大下にとって旧知の女性。ということは、彩夏はタカかユージ、どちらかの娘? まずは夏子の消息を調べ始める2人だったが……。
『帰ってきた あぶない刑事』のみどころ
クールながらも、熱い正義感の持ち主。日本一ダンディな探偵・鷹山敏樹役は舘ひろし。 明るく自由奔放。日本一セクシーな探偵・大下勇次役に柴田恭兵。 そして真山薫役の浅野温子、町田透役の仲村トオル。 最強メンバー4人の顔を見ると「あぁ、『あぶ刑事』が帰ってきた!」と、感慨深くなることしきり。スクリーンから溢れ出る熱量の高さに、自然とボルテージも高まります。 ヒロインを務める土屋太鳳をはじめ、吉瀬美智子、岸谷五朗、西野七瀬、早乙女太一といった新たなキャストも参戦。“令和のあぶ刑事”に、フレッシュかつパワフルなエネルギーを注ぐ熱演は必見です。 レジェンドと新メンバー。豪華すぎるキャストたちの見事なコラボと、タカとユージの過去が紐解かれていくサスペンスフルな展開。 さらに、シリーズではお馴染みの“落としのナカさん”や“瞳ちゃん”が登場するのも、『あぶ刑事』ファンにとっては嬉しい限りです。