小泉進次郎 “裏金議員”汚名払拭に必死か…応援演説に奔走「力をもらえました」似顔絵キーホルダー披露も自身の疑惑はそのまま
10月27日投開票の衆院選も中盤に差し掛かっているが、ここにきて自民党の苦戦ぶりが顕著になってきている。 【写真あり】小泉進次郎のスカジャン似顔絵 共同通信社が19、20日におこなった全国電話世論調査では、比例代表の投票先は自民党が22.6%で、前回12、13日の調査より3.8ポイント減、立憲民主党は1.7ポイント増の14.1%となり、差は14.0ポイントから8.5ポイントに縮まった。また、前回は与党系の方が高かった小選挙区投票先の数値は、野党系候補が33.2%で、今回は与党系候補の24.6%を上回った。 「野党の闘い方にも序盤戦と違った形になってきています。これまではおもに『裏金追及』をしてきましたが、今後は消費減税、物価対策、給付金、ガソリン税など独自政策を打ち出してきます。野党は、実現性はともかく国民受けするメニューを並べますから、自民の政策は地味になってしまい、さらなる防戦が予想されます」(政治担当記者) こうしたなかで自民党は、当落線上にいる議員のところへ「人気議員」を相次いで投入している。なかでもフル稼働しているのが小泉進次郎選挙対策委員長だ。 選挙戦で唯一の日曜日となる10月20日は、小泉氏は地元である神奈川県内の候補者を応援した。最後の甘利明候補者は19時30分からの演説が予定されていたが、その前のスケジュールが押せ押せになり、交通渋滞にも巻き込まれたこともあって演説場所の小田急線相模大野駅北口に到着したのは、街頭選挙活動が認められている20時直前の19時55分だった。 小泉氏は颯爽と街宣車に乗り込むと「みなさん、こんばんは。間に合いました。あと何分ですか? あと2分! それでもその1秒を削り出せ、その一票を削り出せという思いで、甘利明さんの応援に来させていただきました」と熱く語った。 「応援が熱すぎて、ときには走行中の車の窓から身を乗り出して手を振る写真がXにポストされ『道交法違反だろ』と突っ込まれもしますが、進次郎氏の行くところ行くところ、まさに『黒山の人だかり』。警備の警察官も総理大臣クラスの人数です。集まったすべての人が自民支持者ではありませんが、やはり、人気者ですね」(同前) このハードスケジュールの合間を縫って、期日前投票にも出向いた小泉氏に、地元の支援者から小泉氏のイラスト入りのアクリルキーホルダーが渡され、「力をもらえました」と自身のXで実物を紹介しながらうれしそうに報告していた。 「アニメチックな笑顔が描かれて、小泉氏も愛用しているスカジャンを着ています。そして裏には『横須賀』の文字。小泉氏の事務所関係者によると、『現在は非売品だが、年内には横須賀の飲食店などで販売されるかもしれない』ということでした。 今年9月からキーホルダーのぬいぐるみが市内のカレー店で2000円以上の飲食でプレゼントされていましたが、このアクリルキーホルダーも話題になるでしょうね」(自民党支持者) この選挙で大きな争点となっている「裏金問題」だが、進次郎氏も他人事ではない。 「進次郎氏が代表を務める『自由民主党神奈川県支部連合会』では、総額698万7850円の資金に関して、支部側には県連から交付金を受け取った記録がある一方で、県連の収支報告書には支出の記載がなかった、という問題が発覚しています。支部側が受け取った金が、“出所不明”となっているのです。 進次郎氏も、他の議員と同じく、“裏金議員”の汚名を払拭すべく、自身の“人気アピール”に奔走しているのでしょう。キーホルダーをニコニコと掲げている場合なのかと心配になってしまいますが……(笑)」 いくら愛嬌のあるグッズを掲げても、国民は問題を見逃さないだろう。
【関連記事】
- 【写真あり】「カンペだらけ」「最低限の努力」小泉進次郎氏“付箋びっしり”資料に賛否両論「進次郎構文」露呈を回避か
- 【写真あり】小泉進次郎氏 失速のウラに“作法を知らぬ”新女帝 大手商社出身エリートも秘密裏に開いた“懇親会”は「素人みたい」
- 【写真あり】「血へど吐くほど大嫌い」“次の総裁1位”小泉進次郎をマツコが一刀両断!「キレッキレ」12年前の激辛コメントに再注目
- 【写真あり】テレビ初共演の小泉孝太郎&進次郎「息子にするならどっち?」圧倒的大差で選ばれたのは?【女性500人調査】
- 【写真あり】「知的レベルが低い」小泉進次郎氏に“爆弾質問”したジャーナリストを直撃…若きサラブレッドの綺麗すぎる返答には「気持ち悪い」と激辛