津軽ダムの堤体に積もった雪にライトがあたり、幻想的な雰囲気＝20日午後5時20分ごろ

　青森県西目屋村の岩木川ダム統合管理事務所は20日、同村の津軽ダムでクリスマスにちなみ、夜間ライトアップを始めた。積もった雪がさまざまな色の照明で照らされている。25日までの毎日午後4時から同8時まで。 　同事務所では季節ごとに夜間ライトアップを行っている。クリスマスのライトアップは今年で4回目。 　照明の色はクリスマスをイメージした赤や緑のほか、青、黄色、虹のような多色の組み合わせなど。これまでは全ての色の照明を5分に1度変化させていた。今回は初の試みとして単色は2分に1度、多色は4分ごとにするなど、短時間で多くの変化を楽しめるようにした。厳かな音楽が周囲に響き、幻想的な雰囲気をつくり出していた。 　雪で閉鎖中のため、ダム直下からの見学はできない。同事務所に併設する津軽ダム資料展示室脇のテラスからの見学となる。例年津軽ダムと同時期に行っている浅瀬石川ダム（黒石市）のライトアップは照明設備が工事中のため、今年は中止した。