霧島市の養鶏場で鳥インフル感染確認 高病原性かどうか遺伝子検査へ 鹿児島
鹿児島県霧島市の養鶏場で6日、鳥インフルエンザの感染が確認されました。県は、遺伝子検査で毒性の強い高病原性かどうか調べています。 県によりますと、霧島市福山町の肉用の養鶏場から6日午後、「ニワトリの死亡羽数が数百羽に増加している」と連絡がありました。死んだり衰弱したりしたニワトリ10羽を簡易検査した結果、鳥インフルエンザウイルスの陽性が確認されたということです。 この養鶏場では、肉用のニワトリ約12万羽を飼育していて、今後、遺伝子検査で高病原性ウイルスの陽性が確認された場合、殺処分などの措置がとられます。 殺処分となった場合、県内では今シーズン3例目です。 霧島市福山町では先月も別の養鶏場で感染が確認されていて、半径3キロ圏はニワトリや卵の移動が制限されていますが、今回発生した養鶏場はこの区域内でした。遺伝子検査の結果は7日午前までに判明する見通しです。
南日本放送