【韓ドラ ロマンス時代劇】2PM オク・テギョンや、若手実力派キム・ヨンデが主演に! 注目俳優のロマンス時代劇にフォーカス
ロマンス時代劇はときめきの宝庫! 今回は2PM オク・テギョンの時代劇初挑戦となった『御史<オサ>とジョイ』と、若手実力派キム・ヨンデ主演の『禁婚令、朝鮮婚姻禁止令』をご紹介。韓ドラプロのライター、エディターが厳選する2作品をぜひチェックして。 【写真】注目のロマンス時代劇の写真をもっと見る
2PM オク・テギョン×キム・へユン『御史<オサ>とジョイ』/ミステリーとロマンスを上手く盛り込んで
『ヴィンチェンツォ』の悪役で魅せた“怪演っぷり”で、俳優としての実力を改めて証明した2PM オク・テギョン。今回は180度違う役どころで、コミカルなテギョンを堪能できるドラマになっています。しかも相手役は『偶然見つけたハル』で大ブレイクし、今年は『ソンジェ背負って走れ』でまたしても大ヒットを飛ばしたキム・へユン。一見合わなそうなふたりが起こす化学反応が想像以上によく、いい意味でなにも考えずに気軽に観られるロマンス時代劇に仕上がっています。小難しいことを考えたくない日や、ちょっと茶々を入れながらもテギョンのコミカル演技に笑いたい日にはぜひ。 テギョンが演じるのはうるさいほどの美食家で、出世に1ミリも興味関心がない面倒くさがり屋のお坊ちゃまイオン。とあることから王の隠密捜査官である「暗行御史(アメンオサ)」に抜擢されてしまい(もちろん拒否権なし)、嫌々ながら隠密業務をこなすことになるんですね。そんななか赴任先のケファ村でひょんなことから出会うのが、へユン演じるジョイ。これまたエネルギッシュなキャラクターでヘユンのイメージにドンピシャ! 自分の意思で自由に恋愛、結婚できない時代に、愛のない夫と義母との生活に疲れ果てたジョイが離縁を求めて訴訟を起こすなど、現代らしい解釈とエンパワメント要素も入ってきて、面白いポイントのひとつです。で、面倒くさがり屋ゆえに恋愛にも一切興味がないイオンにもグイグイと前のめりなんですね。調子を狂わされながらも次第に……というのはロマンスのど定番ですし、展開もある程度読めてしまいますが、なんだかふたりが初々しく見えて可愛いんですよ。 「この地に来たのもあくまで目的は美食探訪。監察に興味はない」と言い張るイオンですが、持ち前の正義感の強さから不正を働く地方役人たちを放っておけずに、ジョイを含めて、道中で出会う仲間たちとともに事件解決に翻弄するという。大筋のストーリーはこんな感じです。ロマンスの比重がそんなに大きいわけではないけれど、ミステリー要素も盛り込んでいるので、あらゆる視点から楽しめる仕掛けが施されています。しかもテギョンは本作がなんと時代劇初挑戦! キャラクターと相まってこれまで観たことのないテギョンの姿を拝めるので、それだけで観る価値アリです。(エディターK)