「やっぱりうれしかった」中日・立浪監督 ドラフト“初抽選”は2回目で本格右腕・草加勝の交渉権獲得
◇プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD(26日) ドラフト会議1位指名で、中日は2度目の抽選で、亜細亜大学の草加勝投手を獲得しました。 【画像】国内FA権を取得し来季から外国人枠を外れる中日・ビシエド選手 立浪和義監督は、前日にENEOS・度会隆輝選手の1位指名を公表していましたが、DeNA、ロッテと3球団競合。抽選の結果、DeNAが交渉権を獲得しました。 中日は改めて草加投手を1位で指名し、再びロッテと競合しましたが、立浪監督が抽選の結果、交渉権を獲得しました。 昨年は仲地礼亜投手を単独指名し、初のくじ引きとなった立浪監督は「初めての抽選で、当然、度会選手がほしくて一番でいったんですが。獲得できなくて非常に残念なんですけれども、その後、草加投手は非常にいいピッチャーだと聞いていますし、あそこでもう一回外れると非常に厳しいところがありましたので、いい投手の交渉権を獲得することができて非常によかった」とほっとした様子で話しました。 抽選の結果を見た直後、ガッツポーズも出て「(ドラフトの抽選が)初めてなんですけど、異様な緊張感といいますか、2回目はようやく慣れてきたんですけど、やっぱりうれしかったです」とうれしそうに振り返りました。 また、度会選手を外した場合、草加投手と決めていたのかという質問に、「もちろん残っている選手の中で、力のある投手だと思っていて、右左含めて少し迷ったところはあったが、スカウトの方が一年間見てきて草加投手が力があるということから決断しました」と“投手獲得”の思いに至ったことにも触れました。 草加投手については「すごくコントロールがいいですし、スピードも非常に出るピッチャーだと思っている。チームを盛り上げていってほしい」と話し、「中心となって、将来的にはエースといわれるピッチャーを目指して、プロの世界を目指してほしい」と期待を寄せました。 立浪監督はその後、亜細亜大学を訪れ、草加投手に電撃指名あいさつを行いました。