「朗読劇ボイコメvol．２～声優×吉本新喜劇～」に出演した（左から）演出の片岡百萬両氏、浦和希、戸松遥、小林親弘、川畑泰史、諸見里大介、岡田直子

　吉本新喜劇の川畑泰史ら新喜劇座員と、小林親弘、浦和希、戸松遥の声優陣による「朗読劇ボイコメｖｏｌ．２～声優×吉本新喜劇～」が１７日、大阪のＣＯＯＬ　ＪＡＰＡＮ　ＰＡＲＫ　ＯＳＡＫＡ　ＴＴホールで上演された。 　新喜劇メンバーと声優がコラボし、吉本新喜劇を朗読で上演する第二弾。今回はラーメン屋を舞台に、店長（川畑）、アルバイト（浦）、金融屋（小林）、女優の卵（戸松）、女優の卵にほれる男（諸見里大介）、女社長（岡田直子）にふんし、演じた。岡田は大のアニメファンで、憧れの声優陣を前にハイテンション。戸松に名前を呼ばれるシーンもあり「本当に芸人になって、まさか声優さんと一緒にやらせていただけるとは思わなかったですし、まさか戸松さんの美声で岡田直子って呼ばれるとは思わなかったです！　職権乱用です」と興奮が収まらなかった。 　浦は大阪出身。小林も学生時代には新喜劇をテレビで見ており、板の上での共演を楽しんだ。戸松はプライベートで吉本新喜劇を見に行ったことも明かし、台本で川畑の頭をたたくシーンに「川畑さんの頭をしばくなんて、本当に夢のよう。罪悪感もありつつですが光栄です」と、にっこり。リハーサルでは弱いたたきだったそうだが、本番ではバシーンという気持ちのいい音を響かせ、川畑は「本の分厚い、開かないできたなって思っていました。タイミングも音も素晴らしい」と絶賛した。