京都・祇園の暴走事故から12年 警察官ら交通安全呼びかけ
京都・祇園で2012年、てんかんの発作を起こした運転手の車が暴走し、通行人7人が死亡した事故は12日で12年となった。現場では京都府警の警察官ら15人ほどが発生時刻に合わせ黙とうした後、チラシ付きのポケットティッシュなどを歩行者に配り交通安全を呼びかけた。 これに先立ち、近くの檀王法林寺（京都市左京区）では法要が営まれ、境内にある保育園の園児ら約60人が犠牲者を悼んだ。 事故は12年4月12日午後1時過ぎ、男性＝当時（30）＝の軽ワゴン車が暴走、通行人を次々とはねて計19人が死傷した。男性も死亡した。
