[Alexandros]主催『THIS FES ’24』初日オフィシャルレポート サウシー、ホルモン、GLAYら7組が出演
go!go!vanillas
賑やかなSEが流れ、牧達弥の低音のヴォーカルゼーションが映える「来来来」からライブをスタートさせたgo!go!vanillas。ギター・柳沢進太郎の歌も加わり、一気にピークに持っていく。ベースの長谷川プリティ敬祐が「愛する[Alexandros]の晴れの日じゃー!」と叫んで「デットマンズチェイス」へ。4人で次々とマイクを繋ぐ中、ジェットセイヤは「相模原でロックンロール!」と叫んだ。 [Alexandros]のTシャツを着た牧が「ドロスのふるさとにきたぜ! 今年の3月に僕たちが幕張メッセでやったイベントにドロス先輩も出てもらって、その時に相模原の地元に来てくれと言われた時から楽しみにしてました! めちゃくちゃいいところだな!」と言って、ハンドマイクでステージ上を移動しながら、「ただのフェスじゃない。憧れのバンドがかっこいいバンドが作ってるフェス、今日が初開催。伝説にするしかないよ。まだまだ混ざり合えるかい?」と言ってから、極上のファルセットを響かせる「SHAKE」を披露。ジェットセイヤの雄たけびから鉄板の「カウンターアクション」に突入。柳沢が「でっかい声で叫べますか?」といって、「ディスフェス! ディスフェス! 相模原!」や「アレキ! サンドロス!!」や「アレキ! アレキ! サンドロス!」といったコール&レスポンスを展開。初開催のフェスに多大なリスペクトを捧げた。 Text:小松香里 【セットリスト】 M1. 来来来 M2. デットマンズチェイス M3. お子さまプレート M4. SHAKE M5. Persona M6. 平安 M7. カウンターアクション M8. ストレンジャー M9. one shot kill
マキシマム ザ ホルモン
「今日は[Alexandros]に最大限の殺意を愛情に込めて、“殺る”覚悟でやってきました!」――そんなダイスケはんの叫びが陽が落ち始めた相模原の空に響き渡る。 1日目、5番手に登場したマキシマム ザ ホルモン。初っ端からヘドバンが巻き起こった「What’s up,people?!」、重厚なポップなヘヴィネスの中からメロディが飛翔する「「F」」、それに天国と地獄を瞬間移動するように表情を変えていく「殺意vs殺意」など、ゴリッゴリにカオティック、なのに安寧と温かさをも感じさせるパフォーマンスでTHIS FESのステージを席巻する。 昨年は対バンツアー『THIS SUMMER FESTIVAL TOUR '23』で共演した[Alexandros]とマキシマム ザ ホルモンだが、そのとき[Alexandros]からプレゼントされたというオリジナルTシャツ(ドロスのロゴのタッチでホルモンの名前がプリントされている)をステージでお披露目するなど、両者の深いつながりを感じさせる場面も。MCでのダイスケはんの「野生の白井くんと会ったときの話」では笑いが起こっていたが、舞台袖で苦笑いしている白井の姿がモニターに映っていたのも見ものだった。 ナヲの言葉を借りるならば「ステージも、客席も、国籍も関係ない全員のホーム」まさにそんな空間。ラストの「恋のスペルマ」が終わった後には、でっかい怪獣が通ったあとみたいな余韻が残った。ちなみに「[Alexandros]から絶え間なく注がれる愛に気持ちを込めて歌います。聴いてください、『HOWEVER』」という、ダイスケはんが放ったひと言は、この後しっかり伏線回収されることになる――。 Text:天野史彬 【セットリスト】 M1. What's up,people?! M2. 「F」 M3. 恋のアメリカ M4. 恋のメガラバ M5. 殺意vs殺意 M6. ぶっ生き返す!! M7. シミ M8. 恋のスペルマ
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