「デカすぎる」とザワつかせた24歳が国際大会で金メダル 日本人初のマスキュラーフィジーク優勝
10月11日(現地時間)にスペイン・マドリードで開催されている『IFBBアーノルドクラシックヨーロッパ』で、井上太平(いのうえ・たいへい)選手がマスキュラーフィジークで優勝した。 【写真】海外選手より「デカい」!井上太平の「モリモリ」とした筋肉量
アーノルドクラシックヨーロッパとは伝説のボディビルダーとしても知られる俳優、アーノルド・シュワルツェネッガーが主宰する世界大会で世界チャンピオンやヨーロッパチャンピオンなどの強豪選手が世界各国から集結し、毎年ハイレベルな闘いが繰り広げられている大会だ。 本大会には日本選手団18名が出場し、その初日に24歳のパーソナルトレーナー・井上太平選手が日本人初の快挙を成し遂げた。 井上選手は今年7月に東京ビッグサイトで行われた『JBBF SPORTEC CUP2024』でマスキュラーフィジークで優勝し、本大会の出場権を獲得。その際、隆起した肩と腕の筋肉が目立ち、会場からもザワつきが起こっており、実際の審査結果も文句なしのオール1位票だった。 アーノルドクラシックヨーロッパは13日まで続き、昨年金メダルを獲得している安井友梨選手、世界大会で金メダルの大谷美咲選手など活躍が期待される。
【JBBFアンチドーピング活動】JBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)はJADA(公益財団法人日本アンチ・ドーピング機構)と連携してドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体で、JBBFに選手登録をする人はアンチドーピンク講習会を受講する義務があり、指名された場合にドーピング検査を受けなければならない。また、2023年からは、より多くの選手を検査するため連盟主導で簡易ドーピング検査を実施している。
文:FITNESS LOVE編集部 撮影:Igor & Jakub