元プラマイ・兼光タカシ『コヤソニ』で自虐ネタ、小籔「僕ら世代のなかでは一番の芸達者」
「インテックス大阪」(大阪市住之江区)で3日間にわたっておこなわれている小籔千豊主催の音楽イベント『コヤブソニック』。最終日となる9月16日、オープニングアクトとしてピン芸人・兼光タカシが登場した。 【写真】『Bling-Pang-Pang-Porn』を披露する兼光 吉本新喜劇の座員・小籔千豊が2008年に初開催して以来、多くのお笑い好きと音楽好きを夢中にさせてきた同イベント。最終日のオープニングアクトは、小籔の「僕ら世代のなかでは一番の芸達者」という呼び込みで、ピン芸人の兼光タカシが登場。 2月に漫才コンビ・プラスマイナスを解散して以来、ピン芸人として舞台に立つ兼光。ベテラン漫才師・オール巨人の扮装で登場した兼光は会場を見渡すと、「お客さんパンパンやね」の一言で会場の笑いを誘った。 その後はCreepy Nutsのヒットナンバー『Bling-Bang-Bang-Born』を、オール巨人バージョンで歌った『Bling-Pang-Pang-Porn』の動画を会場で披露。 同曲には「さんま口を揃えて 紳助口を揃えて」「若手にこれだけは言わして 髪切りなさい」など、オール巨人要素をふんだんにちりばめたフレーズにくわえ、「実力を発揮し切る前に相方の方がバックれてくらしい」など兼光自身の近況を匂わせるフレーズも。 自身のYouTubeチャンネルで投稿して以降、約60万回再生を記録し本家のCreepy Nutsからも好評だったという完成度の高い動画だけに、小籔も「兼光のやつずっと見て、本家見て、歌詞がっちり見てまた見るみたいな。めちゃくちゃ時間浪費したで」とリピートしていることを明かした。 兼光は「ようできてるでしょ。相方バックれました。ハッハッハッ」と巨人のものまねで自虐ネタを交え、「バックレてないねん。阪神師匠は別にバックレてへんねん」と小籔からツッコまれていた。 取材・文/つちだ四郎