「練習から誰よりも声を出して、本当にすごい」決勝ホームラン放った巨人・岸田行倫 松田宣浩への思い
◇プロ野球セ・リーグ 巨人1-0ヤクルト(1日、東京ドーム) この日、5回に今季第2号ホームランを放ち、松田宣浩選手の引退試合に華を添えた巨人の岸田行倫選手。「きょうは試合前、松田さんも『最後勝って終わりたい』と言っていたんで、なんとか勝ててよかったなと思います」と述べました。 【画像】岸田行倫選手と“熱男”松田宣浩選手 ホームランを打った後は、“代理熱男”で球場を盛り上げ、松田選手からも感謝の言葉をかけられた岸田選手。改めて感じた松田選手のすごさについても語りました。 「練習とかできるだけ自分では、声は出せる方だと思っていますが、自分が悪かったり、(調子が)落ちているときは、出そうと思ってもいつもより出なかったり、自分のこと考えたりすると出せない。でも、マツさんはどんな状況であっても、練習から誰よりも声を出して、本当にすごい」 去年までは“円陣番長”として大きな声でチームを鼓舞する役目を担うことが多かった岸田選手ですが、“熱男”のすごさには脱帽。「(ユニホームを着たら)一気にスイッチが入る感じがあります」と述べ、1シーズンという短い間でしたが、一緒にプレーできたことは貴重だったとしました。