災害時の物資提供へ兵庫県稲美町と協定 旭食品近畿支社
旭食品近畿支社は8日、神戸支店がある兵庫県稲美町と、災害時における物資供給等に関する協定を結んだ。町内で地震や水害などの大規模災害が発生した際、被災者に物資を供給するのが目的。 福井良臣常務近畿支社長、山中徹神戸支店長らが町役場を訪れ、中山哲郎町長と面会した。福井常務は「1992年に稲美町に事業所を構え、33年目を迎えた。この間、地域とともに成長することができた。これからも食を絶やすことなく、皆さんの生活を守り続けたい」と述べた。 中山町長は「町でも最低限の備蓄はしているが、このような協定を結べることは大変心強くありがたい」と感謝を示した。神戸支店では毎月、社会福祉協議会を通し子ども食堂へ食材を提供しており、今回の連携につながった。 近畿支店が自治体と協定を結ぶのは東大阪市との包括連携協定に続き2番目。福井常務は「今後も支店のある自治体から連携を進めていきたい」としている。