都会で過ごすお正月はシンプルイズベスト!おもてなし簡単レシピ&テーブルコーデ
ラグジュアリーブランドのイベントやセレブリティの私的パーティなどで空間演出とお料理込みのテーブルコーディネートを手掛け、一躍話題となっているアートディレクターのhideyaさん。 【写真集】お正月料理は漆器を主役に!プロ直伝のおめでたいテーブルとレシピ お正月に家族や親戚、親しい友人などを招き、新しい年を華やかに、そしておめでたく楽しむには?キーとなる器の選び方とコーディネート、そして簡単なのにおめでたい席で目を楽しませてくれるhideyaさんオリジナルのお料理も披露します。早速ご紹介していきましょう。 【Profile】hideya/1985年生まれ。10代をニューヨークで過ごし、エンターテイメントにおける活動後、音楽家、空間プロデュース、フラワーデザイン、フードクリエイション、映像クリエイションなどの場で活躍。メゾンブランドのアートディレクションからイベント制作など、全体を通したブランディングを担当。セレブリティーウェディングの総合プロデュースなども務める。クライアントには企業に加え、世界中の社交界の人々がリストに並ぶ。Instagram:@hideyaiida
hideyaさんが提案するお正月のテーブル
今回は新年早々のお正月のテーブル。今やお正月の過ごし方は人それぞれですが、自宅や帰省先でお雑煮やおせちをいただくトラディショナルな年迎えも依然として人気なのではないでしょうか? かくいうhideyaさんも、造園業を営む関西のご実家では親戚一同や職人さんたちを招き、毎年盛大なお正月の会を催しているそう。とはいえ、現代の一般家庭でお正月らしい華やかなテーブルを演出するのはそう簡単ではありません。 「今回は都会でお正月を祝うなら、という前提でテーブルを設えてみました。とてもシンプルですが、フェスティブな要素を盛り込んでいます。お正月だけでなく、旧正月や節分、雛祭りなどのお祝いにも応用していただけるのではないでしょうか?」とhideyaさん。
あでやかな漆器で新たな年迎え
hideyaさんのアトリエ兼オフィスのダイニングテーブルには、朱塗りの器が勢ぞろい。いつものナチュラルなテーブルと空間がぐっとあでやかでおめでたい雰囲気に包まれます。 「格式の高い雅な器たちが並んでいますが、新年独特の静寂した空気のなかでは、これぐらい華やかな器を使って、器としての美しさを愛でるのもいいと思います」とhideyaさん。朱塗りの器を引き立てるべく、あえて花や小物も飾らず、他の器もシンプルに徹しています。