離脱者出ているスパーズの中盤をどうする まだ38分しかプレイしていないロ・チェルソの可能性
今月はアルゼンチン代表でもプレイした実力者
MFジェイムズ・マディソンを怪我で欠くなど、層の薄さが問題となっているトッテナム。攻撃のアイディアを作り出すうえでマディソンの存在は重要で、指揮官アンジェ・ポステコグルーにとってはピンチだ。 そんな中盤で頼りとしたいのは、今季出番が限られているMFジオヴァニ・ロ・チェルソだ。 今季は9月から1か月ほどハムストリングを痛めて離脱していた期間があり、プレミアリーグでの出場時間は僅か38分に留まる。しかし2019-20、2020-21シーズンはチームの主軸としてプレイしていた実力者で、今月はアルゼンチン代表に召集されて2026ワールドカップ・南米予選も戦っている。22日のブラジル戦では70分間プレイして1アシストも記録しており、スパーズとしてはロ・チェルソの能力を上手く引き出したい。 英『Telegraph』によると、ポステコグルーもロ・チェルソのチャンスを増やしていく考えを示しており、ロ・チェルソにとってもアピールの機会だ。 「ジオには特に今後数週間でチャンスがあるだろう。今から新年までの間にかなりの数の試合があるからね」 中盤ではウルグアイ代表MFロドリゴ・ベンタンクールも戦列に復帰している。苦しい台所事情ではあるが、ロ・チェルソとベンタンクールが計算できれば大きい。26日には好調アストン・ヴィラとの戦いだが、ポステコグルーはどう中盤を構成してくるか。
構成/ザ・ワールド編集部