サクラの開花時期、平年より17~19日早まる予報 中央気象署「暖冬の影響」/台湾
(台北中央社)中央気象署(気象庁)は11日、今年は暖冬の影響でサクラの開花時期が平年より17~19日早まる見込みだと発表した。開花期に関する最新情報を把握し最適なタイミングで花見を楽しむよう呼びかけている。 台湾ではさまざまな品種のサクラが見られ、1月下旬から4月中旬までが開花シーズンとなっている。花見の名所には北部・台北市郊外の陽明山の他に、中部・南投県にあるテーマパーク「九族文化村」や南部・嘉義県阿里山などがある。 同署は九族文化村に植えられているヤエザクラを例に、23日には開花状況が5%になると予想。例年の平均値である2月9日より17日早くなっている。また花見シーズンは来月1日から始まり、同7日に終盤を迎えることも併せて発表したが、例年なら花見シーズンは2月19日に始まり、同26日に終盤を迎えていた。 同署によれば、開花の最新情報は同署と農業部(農業省)農業試験所が共同で開発したウェブサイト「農業気象観測網」で毎日午後2時半に更新される。 (張雄風/編集:荘麗玲)