【写真：Getty Images】

　今季開幕から7戦無敗と絶好調を維持しているラ・リーガのバルセロナ。特にFWロベルト・レヴァンドフスキに関しては、昨季と比較してもチームの中で別格の存在感を示している。スペインメディア『as』は現地時間26日に、同選手の好調の理由は指揮官の交代にあると報じていた。　 【動画】バルセロナFWの芸術的ゴール！ 　現地時間25日に行われたヘタフェとの試合に勝利したバルセロナは、これで開幕から7戦7勝23発と好調を維持し続けている。2位の宿敵レアル・マドリードには勝点4差をつけており、仮に10月に控えているクラシコに敗北したとしてもまだ首位をキープできるという状況だ。 　同メディアは、「レヴァンドフスキがシャビを否定」と題して、「シャビがラポルタ会長に対して、レヴァンドフスキがもはやトップチームの選手にふさわしい体力やレベルにないと考え退団を求めたこと、それによって監督と選手との関係が悪くなり、バルセロナでの将来はないかのように思われた。しかし、バルサはハンジ・フリックを新監督として迎え入れた。同選手を最も理解し、キャリアの中で最大限のパフォーマンスを引き出してくれたコーチたちだ」と、監督の交代によってレヴァンドフスキの状況が好転したことを強調。 　実際にバルセロナのエースストライカーは、今季すでにリーグ戦7試合を消化した段階で7G2Aを記録。さらにはゴールだけではなくゲームの組み立てや、守備面に関しても新しい役割を与えられたことによって躍動する姿を見せている。 　さらに、「この夏、レヴァンドフスキの自尊心は倍増した。彼はゴールを決めるだけではなく、チームの戦術変更にも貢献している。彼には守備というもう一つの役割があり、攻撃面でも中盤でボールを受けて、ハフィーニャとペドリのためにスペースを作る。彼は間違いなく、より自由で幸せな選手だ」と、同選手をよく知るフリック監督の就任によって、開幕からチームに大きく貢献していることを指摘していた。