知事「津田学園旋風を」 選手ら県庁訪問、勝利誓う /三重
<第91回センバツ> センバツに出場する津田学園(桑名市)の選手たちが12日、県庁を訪れ、鈴木英敬知事に勝利を誓った。 石川史門主将(2年)、前佑囲斗投手(同)、前川夏輝選手(同)の3選手と佐川竜朗監督らが訪れた。佐川監督は「全員で笑顔で校歌を歌うという目標を実現できるように一戦一戦、精いっぱい頑張ります」と知事の前で決意表明した。石川主将も「甲子園出場はたくさんの方々の支援があってできたことなので、最高のプレーで恩返しをしたい」と意気込みを語った。 鈴木知事は「津田学園旋風を巻き起こしてほしい。厳しい練習の成果を甲子園でぶちまけてほしい」と選手たちを激励した。 続いて知事が、昨秋の東海大会で準優勝した後の調整状況などを質問。石川主将は「打力をつけるトレーニングをしてきた」、主戦の前投手は「体作りに取り組んできた。一つ成長した姿を見せたい」と答えていた。 訪問後、石川主将は「県内の多くの人から応援されていると実感したので、期待に応えられるように自分たちの野球をしっかりしたい」と語った。【谷口豪】 〔三重版〕